おわりに
日本は環境ホルモンの後進国です。目先の経済不況にうろたえ、場当たり的な経済対策に腐心する間にも、環境ホルモンが子どもたちの体内に蓄積されています。
冒頭に述べたように、環境保護運動の主役である全ての市民が自らの消費スタイルを厳しく問い直すと同時に、国や地方自治体、産業界が協カし、次世代が安心して子供を生めるような環境にすることが、次の新しい世紀を迎えるために避けて通れない、日本の最重要課題と言えるでしょう。
「止めよう!ダイオキシン汚染」さいたま実行委員会棚橋道郎
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