市民によるDXNクロスチェック実施賛同者呼びかけ
複合汚染被害者の会・事務局代表 中村勢津子
複合汚染被害者の会としては、本年(98年)春に所沢で行われた、血液DXN(ダイオキシン)濃度測定結果を分析し、厚生省の測定分析マニュアルおよび日本のダイオキシン測定分析が如何に時代遅れであり、DXN対策の正しい判断を誤らせるものであるかが、十分にわかりました。
当会では、本来ならば、市、県、および国が実施すべき、所沢周辺住民の「健康および不安調査」を本年2月より自ら実施しており、今回は世界的に信頼できる分析会社にDXNクロスチェックを依頼し、その結果を広く一般に公表することによって、行政およびこれまでの税金を使った日本でのDXN分析結果の問題点を明らかにし、多くの方々にこのとんでもない状況を理解していただきたいと思います。
なぜ、このようなおかしなDXN計測および分析が行われてきたのか?行政の問題か?測定分析会社の問題か?その点を明らかにするためにも、どうか、一人でも多くの方に賛同をいただき、一点でも多くのクロスチェックを実施し、これ以上税金の無駄遣いのないよう大人としての義務を果たし、将来の子ども達に残すべき安心できる環境を確保すべきと考えます。
以上のような主旨で、ここにDXNクロスチェック基金の設立とカンパを呼びかけます。主旨ご理解の上、ご協力をお願い申しあげます。
郵便振り込み口座:11060−9−20863 複合汚染被害者の会
DXNクロスチェックの会カンパと明記して送金ください。
振り込み取り扱い票が必要な方は、ファックス又は電話にてご連絡下さい。(042−945−5647)