ゴミを少なくするために
                                       
 生理用ナプキン
 女性が毎月使用する生理用品。本体のメッシュ部分はポリエステルとあります。中の綿は塩素漂白しているのかしていないのか・・・。お客様相談室がずっと話し中なのでまだわかりません。塩素漂白しているとすれば、焼却時にはダイオキシンを発生しますし、私達の体にも良くありません。本体を一つ一つ包むカバーも何年か前までは紙だったように思うのですが。
 これを、汚物入れの缶に捨てるたび「何とかならないか。」と思っていましたが、先日布製の生理用ナプキン(オーストラリア製)を知りました。
 外出時や職場では、換えたものを持ち歩かなくてはならない不便さはありますが、家にいる間だけとか、就寝時だけとか使い捨ての物と上手に使い分けをしてみてはどうでしょう。
 綿100%のネル生地で出来ていて、折り畳み式、羽根付き、S、M、Lと、全部で5種類。値段は800円から、1300円です。
 少々ごわごわしますが、もれる心配はなさそうです。折り畳み式の方は寝相の悪い私などは、ずれない工夫がもう一つ必要かと思いました。一つ見本を購入すれば、自分でもつくれそうです。
 使用後のナプキンをつけておいた水は、植木にやるとリサイクルになるそうです。(血液中のアミノ酸が土壌中の微生物のエサになって土の健康を回復させるとか。)後は、石鹸でちょっとこすれば大丈夫。
 

 また、布製ナプキンを扱っているお店「ナワプラサード」の発行する「赤い月の雫」という新聞にこんなすばらしい一文がありました。

MOONPASE(布製生理用ナプキンの名前)は、快適で環境にやさしく、経済的であるばかりではありません。今日の社会において、月経は隠すもの・耐えるものへとおとしめられてしまいました。そのため本来自然の贈り物であり、身体の大事な実感である月経サイクルを、不幸にも女性自ら意識の上で遠ざける事が起こっています。ゴミのように捨て去ることを止め、親しみを込めて手で洗うようになることは、気持ちの上で大きな変化を呼びさまします。


 布製生理用ナプキンは、資源の無駄遣いをなくし、ゴミを減らし、焼却時の有害物質の発生を抑えるだけでなく、私達女性が自分の身体と向き合う事にもつながりそうです。


  布製生理ナプキンについては  
 「役に立つ本屋−−ナワプラサード」(「ほびっと村学校」というフリースクールも併設
 〒167−0053  東京都杉並区西荻南3−15−3
  TEL03−3332−1187
  FAX03−3331−3067
   にお問い合わせ下さい。なお、当HPは「ナワプラサード」さんとは関係ありません。                                    


ご意見、お問い合わせはこちらへ
info@socialproblem.com